1級建築士受験問題
- 2013/04/15
- 19:19
最近本当にあせったことがありました。
今年から縁があって1級建築士受験のための学校に「教え」に行っています。
正確にはアドバイザーという名です。○○学院といって建築士の受験対策校として
その道では知らない人がいない超有名な学院です。
かれこれ大学を卒業して30年以上、1級建築士に合格したのもゆうに30年以上前。
自分の場合は、ゆえあって大学を卒業した年に1級建築士受験だったので、
学校の勉強の延長線上で、独学で受験対策し受験勉強もそこそこに一発で合格。
従って、しっかりとした勉強をしないまま合格。
昨年の1級建築士の合格率は18.2%、前年は15.7%。
近頃は大変難しくなっているようです。実際教える身で改めて試験問題集を見ると
全然わからない! 格段に問題が難しくなっている?
こんなこと大学で勉強したかな~と思う問題だらけです。
自分も勉強になるからとアドバイザーを引き受けたものの予習が大変。
最低半日は必要。最近歳のせいか覚えが少々・・・・、理解するまで時間がかかること、大変情けない状態です。
おまけに目までがショボショボ。老眼が進み細かい文字を見てるだけで疲れる。コマッタものです。
自分の守備範囲である「建築計画」や「法規」は比較的良いものの
先日「環境」の計算問題で、対数関数の求め方をすっかり失念。
急ぎ高校の数学Ⅰの教科書(何故か数学、物理の教科書・参考書は高校、大学とも保存してある)
を引っ張り出したものの、まったく思い出せない。
教科書には自分の文字で書き込みをしてあるのだが、その意味がまったくチンプンカンプン。
時間は迫るし、質問があったら答えられないし、本当にあせった。
解決したのはインターネット。インターネットで検索したところ
懇切丁寧に解説しておられる高校の先生?がおりました。お蔭で思い出すことが出来ました。
インターネットは本当に便利なものです。
必要な情報を必ず誰かが掲載しており何時も大助かりです。
ちなみに私が悪戦苦闘した問題は下記です。
問 音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1. 様々な無数の音源が広範囲に点在する都市を面音源として捉えると、都市に建つ高層マンションの上階において、
音の距離減衰による騒音レベルの低下は、あまり期待できない。
2. 自由音場において、無指向性点音源とみなせる騒音源から50m離れた位置における騒音レベルの値が73dBの場合、
100m離れた位置における騒音レベルの値は約67dBになる。
3. 同種で同じ音圧レベルの音源の数が、ほぼ同じ位置において四つになると、音源が一つの場合に比べて、音圧レベル
の値は約6dB増加する。
4. 拡散性が高い室において、室の平均吸音率が2倍になると、室内平均音圧レベルの値は約10dB減少する。
答えは4で、室内平均音圧レベルの値は約3dB減少する。
この解答を導き出すためには
log102の値が≒0.3 である事を分からないと解けないのです。対数関数です。
関数計算付きの電卓だと一発で答えが出るのですが、手計算ではどうするんだっけ・・・・?
どうです、皆さんわかりました? 私はすっかり忘れてました。
しかし、上記のような難しい問題を解ける最近の1級建築士はすごい。
年々難しくなる1級建築士、早く資格を取っていて本当に良かった~。
今受験したら間違いなく不合格だろうなー。
今年から縁があって1級建築士受験のための学校に「教え」に行っています。
正確にはアドバイザーという名です。○○学院といって建築士の受験対策校として
その道では知らない人がいない超有名な学院です。
かれこれ大学を卒業して30年以上、1級建築士に合格したのもゆうに30年以上前。
自分の場合は、ゆえあって大学を卒業した年に1級建築士受験だったので、
学校の勉強の延長線上で、独学で受験対策し受験勉強もそこそこに一発で合格。
従って、しっかりとした勉強をしないまま合格。
昨年の1級建築士の合格率は18.2%、前年は15.7%。
近頃は大変難しくなっているようです。実際教える身で改めて試験問題集を見ると
全然わからない! 格段に問題が難しくなっている?
こんなこと大学で勉強したかな~と思う問題だらけです。
自分も勉強になるからとアドバイザーを引き受けたものの予習が大変。
最低半日は必要。最近歳のせいか覚えが少々・・・・、理解するまで時間がかかること、大変情けない状態です。
おまけに目までがショボショボ。老眼が進み細かい文字を見てるだけで疲れる。コマッタものです。
自分の守備範囲である「建築計画」や「法規」は比較的良いものの
先日「環境」の計算問題で、対数関数の求め方をすっかり失念。
急ぎ高校の数学Ⅰの教科書(何故か数学、物理の教科書・参考書は高校、大学とも保存してある)
を引っ張り出したものの、まったく思い出せない。
教科書には自分の文字で書き込みをしてあるのだが、その意味がまったくチンプンカンプン。
時間は迫るし、質問があったら答えられないし、本当にあせった。
解決したのはインターネット。インターネットで検索したところ
懇切丁寧に解説しておられる高校の先生?がおりました。お蔭で思い出すことが出来ました。
インターネットは本当に便利なものです。
必要な情報を必ず誰かが掲載しており何時も大助かりです。
ちなみに私が悪戦苦闘した問題は下記です。
問 音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1. 様々な無数の音源が広範囲に点在する都市を面音源として捉えると、都市に建つ高層マンションの上階において、
音の距離減衰による騒音レベルの低下は、あまり期待できない。
2. 自由音場において、無指向性点音源とみなせる騒音源から50m離れた位置における騒音レベルの値が73dBの場合、
100m離れた位置における騒音レベルの値は約67dBになる。
3. 同種で同じ音圧レベルの音源の数が、ほぼ同じ位置において四つになると、音源が一つの場合に比べて、音圧レベル
の値は約6dB増加する。
4. 拡散性が高い室において、室の平均吸音率が2倍になると、室内平均音圧レベルの値は約10dB減少する。
答えは4で、室内平均音圧レベルの値は約3dB減少する。
この解答を導き出すためには
log102の値が≒0.3 である事を分からないと解けないのです。対数関数です。
関数計算付きの電卓だと一発で答えが出るのですが、手計算ではどうするんだっけ・・・・?
どうです、皆さんわかりました? 私はすっかり忘れてました。
しかし、上記のような難しい問題を解ける最近の1級建築士はすごい。
年々難しくなる1級建築士、早く資格を取っていて本当に良かった~。
今受験したら間違いなく不合格だろうなー。
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